江原大介　Daisuke EHARA

1982年5月29日、東京に生まれる。

2006年、東京音楽大学東京音楽大学作曲指揮専攻（芸術音楽コース）を首席で卒業、在学中に特待生奨学生に選ばれる。その後、桐朋学園大学研究科に2年間在籍し修了。2010年、東京芸術大学大学院修士課程作曲専攻を修了。作曲を池辺晋一郎、権代敦彦、有馬礼子、糀場富美子、安良岡章夫の各氏に、指揮を汐澤安彦氏に、二胡をジャー・パンファン、ジャー・パンシン、ヤン・チンユーの各氏に師事。

主な賞暦に2008年第1回全日本吹奏楽連盟作曲コンクール第1位、2008年第77回日本音楽コンクール第2位などがあり、その他に多くのコンクールに入選、入賞している。

これまでに、東京佼成ウインドオーケストラ、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、山形交響楽団等に作、編曲作品が演奏されている。活動はクラシック、現代音楽、邦楽、ポップスまで多岐に渡り、吹奏楽の分野では2009年度全日本吹奏楽コンクール課題曲「躍動する魂」をきっかけに活動を始め、作品の多くは各社より出版・録音されている。また、各地の吹奏楽コンクール審査員も多く務めている。吹奏楽作品はJWECCを中心に様々なスタイルの作品を作曲し、近年では特に学生向けの作品も多く作曲している。芸術活動として、2010年Just Ｃmposed 2010 in Yokohama～現代作曲家シリーズ～公益財団法人横浜市芸術文化振興財団みなとみらいホール委嘱作曲家としてオーケストラ作品「異界」が飯森範親指揮により神奈川フィルハーモニー管弦楽団、山形交響楽団に演奏された。2013年には聖カタリナ学園光ヶ丘女子高等学校委嘱によるキリスト降誕劇を題材とした吹奏楽、合唱、ダンス、演劇によって作り上げられる音楽劇「クリスマスページェント」を作曲、同年より毎年12月に上演されている。また、2014年は主催者としてアニメ、ゲーム音楽による吹奏楽コンサート「BRASS UP! Z～!!」を企画、ディレクション、編曲を担当し、2014年4月20日東京芸術劇場コンサートホールにて渡邊一正指揮、東京佼成ウインドオーケストラによって上演された。TOKYO FM主催のJET STREAM 2015 " Flight in Concert" by JAPAN AIRLINESではオーケストラアレンジを担当した。